ようこそ
ここは、地理データの解析、可視化、モデリングに関する書籍である Geocomputation with R のオンラインホーム (日本語版) である。
注: 本書の原著初版は CRC プレス社の R Series で出版されている。 CRC Press または Amazon で購入ができる。また、第一版 が、bookdown.org で保存されている。
本書は、Free and Open Source Software for Geospatial (FOSS4G) の活動に触発されているため、本書の基盤となるコードと解説はオープンにしてあり、内容の再現性、透明性、アクセス性を保証している。 GitHub でソースコードを公開しているため、誰でも課題 (Issue) を開いたり、新しいコンテンツや誤植の修正に貢献することでプロジェクトに関わり、みんなのために役立てることができる。
本書のオンライン版は、r.geocompx.org でホストされ、GitHub Actions によって最新版が維持されている。(訳注: 日本語版は、https://babayoshihiko.ddns.net/geo とhttp://124.219.182.167/geo/でホストされている。) 現在の「ビルド状況」は以下の通りである。
本書 (日本語版) は、2024-03-05 にビルドされた。
本書は、Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License ライセンスで提供されている。
本書のサンプルコードは、Creative Commons CC0 1.0 Universal (CC0 1.0) ライセンスで提供されている。
貢献するには
bookdown では、GitHub のアカウント (sign-up at github.com) があれば、Wiki を編集するように簡単に本を編集することが可能である。 GitHub にログイン後、書籍サイトの右パネルにある「Edit this page」アイコンをクリックする。 これで、今読んでいるこのページを生成したソース R Markdown ファイルの編集可能なバージョンに移動する。
この本の内容に関する問題提起 (コードが実行されないなど) や機能リクエストは、Issue Tracker 課題追跡システムで確認できる。
管理者と貢献者は、このリポジトリの行動規範 に従っていただきたい。
本書のコードを再現
R で初めて地理データを扱う上で、本書の内容を再現する最も早い方法は、ウェブブラウザでBinder というサイトにアクセスすることである。 以下のリンクをクリックすると、RStudio Server を含む新しいウィンドウがウェブブラウザで開き、各章のファイルを開いたり、コードチャンクを実行して、コードが再現可能かどうかテストすることができる (訳注: 英語版が開く)。
下の画像のようなものが表示されたら成功である。 mybinder.org ユーザガイドラインに従い、クラウドベースの環境で R によるジオコンピュテーションの探求を始めるよう。
この本のコードを自分のコンピュータで再現するには、最近のバージョンの R と最新のパッケージが必要である。 パッケージは remotes パッケージを使用してインストールすることができる。
install.packages("remotes")
remotes::install_github("geocompr/geocompkg")
この本で使用するパッケージやデータをインストールした後、テストや教育目的のためにこの本を再構築することができる。
再構築するには、この本のソースコードを ダウンロードして解凍するか、 clone する。
RStudio (または VS Code などの他の IDE) で geocompr.Rproj
プロジェクトを開き、以下のコマンドで内容を再現することができるようになる。
bookdown::serve_book(".")
再現の詳細は、同プロジェクトの GitHub repo を参照。
プロジェクトに参加
もし、この本が役に立つと思ったら、以下の方法で応援していただきたい。
- この本について、人々に話す
- geocompr GitHub repository にスターをつける
- 引用またはリンクを貼る
- オンラインで本書について伝える。例えば、Twitterの #geocompr ハッシュタグ を使う (geocompr.github.ioのゲストブックを参照)、本書を使ったコースについて知らせる、等
- 一冊購入する
- Amazon や Goodreads でレビューを書く
- GitHub または X (旧 Twitter) あるいは Discord で、質問や提案を行う (日本語の場合、r-wakalang Slack や OSGeo 財団メーリングリスト などがある)
- 質問に答えたり、質問がわかりにくい場合に説明や再現例を求めるなど何らかの応答をする
- 再現可能な研究に向けたオープンソースを皆に広める。とくに、R における地理データを扱う (これは、自分のスキルアップに最適な方法でもある)
- コミュニティによる翻訳
- スペイン語版: https://geocompr.github.io/es/
- フランス語版: https://geocompr.github.io/fr/
- 日本語版: http://babayoshihiko.ddns.net/geo/
詳しくは、github.com/geocompx/geocompr 参照。
本書で使用している地球儀のアイコンは、Jean-Marc Viglino によって作成され、CC-BY 4.0 International のライセンスで提供されている。
本書のウェブサイト (英語版) は、Netlify でホストされている。